アートピースでもある貴重な作品だと思います。あまり流通はありません。よろしくお願いいたします。
以下、詳細説明です。
本書はハンス＝ウルリッヒ・オブリストが、アーティストやキュレーター、建築家、哲学者、音楽家、文化理論家、都市計画者など多種多様な文化を牽引する人々との対話を記録したもの。ここでは90年代に彼らが切り開いてきたディスクールを垣間見ることができます。また現代アートの分野でのオブリストが行ってきたこと、‐移動、グローバルな交流、そしてそのサーキット上での加速- を見て取ることができます。「Hans Ulrich Obrist Interviews Volume 1」の日本語訳として出版された本書は、Jay ChungとQ Takeki Maedaによる初のアーティストブックとして2008年から2010年にかけて制作した作品でもあります。ドイツ・ミュンヘンのアーティスト・イン・レジデンスからの援助を受け、ごく少数の個人が責任を分担し、地道で迂回的な生産・流通方法をとることで、その一連のプロセスを経て、ようやく書店に並ぶこととなりました。作品として展覧会にも出品されるといいます。
アーティスト：ジェイ・チュン＆キュウ・タケキ・マエダ翻訳：前田岳究、山本陽子編集：古賀稔章、ジェイ・チュン＆キュウ・タケキ・マエダ、クンストツァイトラウムデザイン：木村稔将テキスト：ハンス・ウルリッヒ・オブリスト / マリーナ・アブラモヴィッチとグレゴリー・J・チャイティン / J・G・バラード / ダニエル・ビュレン / マウリツィオ・カテラン / コンスタント / ジャンカルロ・デ・カルロ / オラファー・エリアソン / ヨナ・フリードマン / ギルバート＆ジョージ / ドミニク・ゴンザレス＝フェルステル / フェリックス・ゴンザレス＝トレス / スチュアート・ホール / カールステン・ヘラー / ウォルター・ホップス / ピエール・ユイグ / サラ・マハラジとフランシスコ・ヴァレラ / ロベルト・マッタ / スィウド・メイレリス / ガブリエル・オロスコ / フライ・オットー / リジア・パペ / クロード・パラン / フィリップ・パレノ / ジャック・ランシエール / ジャン・ルーシュ / エットーレ・ソットサス / リュック・スティールス / リクリット・ティラヴァニッ / ローレンス・ウェイナー / ケリス・ウィン・エヴァンス