実物のSIG純正 MCX MPX用初期生産型バイザーストックです。
このタイプはFolding Visor Stockといい、実銃では警察用のバイザー付きヘルメットやガスマスクなど通常のストックへの頬付けが困難な装備をしているときにストックを使用したい場合の専用部品になります。

タイトルに初期生産型と記入した根拠を述べます。
ストック本体の形状はもちろん、ヒンジ部分の形状にも生産時期の違いがあります。
画像４枚目のようにヒンジ部分右側面の赤枠内の肉抜きのような窪みがあるものと無いものがあります。
現状で販売されている実物SIGストックの全てがこの肉抜き窪みがあるものですので、窪みがあるほうが新型、無いほうが旧型というように見分けることができます。
年代についてですが、ショットショーのSIGブース展示品などを見ていますと、2017年には全て窪み無しだったのですが、2018年にはほとんどが窪み有りのストックになっていました。SIG公式Instagramでも2017年12月の投稿写真では窪み無しですが2018年6月の投稿では窪み有りになっています（６枚目画像参照）。
大体2017年から2018年に掛けて切り替わったように見えます。
今回出品のものはおそらく2017年以前に生産されたものだと思います。

また、ストック本体も生産時期によって仕様が変更されています。
５枚目画像に大まかに纏めましたが、QDスリングホールが初期生産型から中期型に切り替わる際に、スチールの補強が入っています。
スチールの補強が入ることに伴い、ストック後ろ部分の上の肉抜き穴が一回り小さくなっています。
さらに、中期型から現行生産型になる際に、ストック後端のゴムパッドの角が丸くなっています。
おそらくはプレキャリやボディアーマーへの引っ掛かりを無くすためだと思います。
現在日本国内にあるSIG製バイザーストックの大部分はこの現行生産型です。

Airsoft Artisan製のバイザーストックレプリカとの比較は７枚目画像になります。
ご覧のように大きさや形状が全く違います。実物のほうが細く小さく、また重さも軽いです。
また、Artisan製レプリカは一挙動で折り畳み状態から展開した状態にはできませんが、実物はストックを引っ張るだけで素早い展開が可能な構造になっています。

８～１０枚目画像は実銃のMCXへの装着例及び使用例です。
バイザーヘルメットやガスマスクを付けているときは頬付けが大変困難なので、このような形状のストックを使います。
また、１０枚目画像のようにNVGを使用してローマウントのドットサイトを覗くときにも非常に有用です。
通常のストックとローマウントのドットサイトのコンビネーションだとかなり無理な姿勢での覗き方になってしまうので、このストックを使うときがあります。

サバイバルゲームでも、DYEマスクやフルフェイスゴーグル、ペイントボールマスクを装着したときに使えるストックです。

アメリカではMP5やAK、CzScorpion EVOなどのレシーバー後端に20mmレールを付け、MCXのストックを装着するのも流行しています。
それ専用のレシーバーパーツもとても良い売れ行きだそうです。
もちろんエアソフトガンでも、レシーバー後端に20mmレールを付ければ再現可能です。
加工すればマルイ次世代MP5に組み込むことが可能なVFC MP5 GBB用MCXストックアダプターを出品中です。

状態はです。前の持ち主がそれなりに使ったらしく、小傷や擦れ傷などございます。
箱も輸入の関係上最初から無い状態です。
ですが機能には問題なくしっかり使えます。

あなたのMCXのお供にどうぞ！

他にもAirsoft ArtisanのSIG MCX用新型SUR300ハンドガードやMIレプリカ6インチハンドガードなど、色々なものを出品していますし、今後も出品する予定です。

是非他の出品も見ていってください。
複数落札していただいた方は送料サービス致します。
他に不明な点ございましたら、質問欄でどんどん質問してください。
よろしくお願いします。